ビアンキの黒歴史バイクのアレ
さて、あれから何年が経過したでしょう。
引っ越しもしたり、ダチが死んだり、パンデミックになったりですが、妹からクリンチャーのリムをもらったので、組むことにしました。
で、いきなり出来上がり近く。
あとはクランクとトランスミッションをつければ完成というところまで来ました。
特にフォーク周りは苦労しました。何がって、1インチのアヘッドのパーツ選びです。
無論この頃のビアンキは、なんちゃってビアンキですから、サイズもJISな訳でして、しかも1インチです。元々はスレッドの安物サスフォークで、折れて障害が残る大怪我をした人もいたそうです。
そもそもRSTのサスなんて信用できないし、なんちゃってビアンキは、正直どうかと思うわけなんですが、クロモリフレームのMTBフレーム、しかも700Cとなると、意外にカブらない存在です。
1インチのスレッドレスフォークは、なんとか見つかりました。イタリアンのフォークなら、まだebayにあります。でもロード用が多くて、クロスバイク用はほぼ皆無。結局Amazonで見た目がアレな700Cのカンチ台座付きのものを買いました。
ヘッドパーツも、1インチ、イタリアンならありますが、JISはタンゲセイキのものが一つのみ。ステムも正直ほぼ絶滅。
皆さん、悪いことは言いません。オーバーサイズのフレームにしましょう。
今、コロナ禍でけっこうアメリカの人がバイクメンテ動画上げてますが、みんなディオーレのXTとか、LXのパーツ使っていて、ほぼ綺麗にするだけでうまくいってますし、交換部品もPaulとか、Wolf Toothとか高級品を使ってますね。
打って変わってなんちゃってビアンキは、トランスミッション以外はほぼノーブランド。地に落ちた時代のビアンキってホント、安物売りだったんだなぁって思います。
流用できるパーツはフレーム以外ほぼゼロ。シマノのBBもネジ部分が割れて使い物になりません。
まぁ、こんなの作っていた時代からよくぞブランドをちゃんと復活させたものです。
もしかしたらアメリカさんも、みんな吊るしなんかで使わず、カスタムチューンしたのかもね。
そう、シマノにしときゃ、20年保ちます。
塗装も考えましたが、まず組めるのかが問題だったので、フォークは銀色のまま、フレームは錆びたままにしておいています。
ただバックストリートの文字は消しました。印象悪いので。
ま、ここで書いてりゃ世話ないですが。
しかしまぁ、シマノのMTBパーツってもうあまりないですね。ディオーレ自体があまりない。市場がロード中心になったので、MTBショップももうないです。
ロードはキャラに合わないんですよね。私。
でも海外通販ではけっこうまだあるみたいで、サドルはebayで買いました。
この後、クランクとトランスミッションを組んで、最後に街乗り仕様に改造したいと思います。
リムはもらって完組に、7万円。ソコソコ安いパーツ使ってるとは思いますが…。全然割りに合いませんが、まぁ作るのは楽しいので良いです。