SHURE215 SEをBluetoothに
半年ほど前、イヤフォンジャックのないiPhoneを7にしてからというもの、めっきりイヤフォンを刺さなくなってしまい、早期のBluetooth化が望まれたわけですが、そんなことをやっては、その度にまたイヤフォンが増えてしまいます。アップルの言い分は変です。イヤフォンジャックはレガシーでも何でもありません。勝手に決めるのは良くないです。まぁしかし確かに、ケーブルは邪魔なんですけど。
実は手持ちのイヤフォンをBluetoothにする装置もあったわけですけど、古くて音が悪いのでだんだん使わなくなっていました。古いBluetooth製品は、独特のブリージングノイズがあって、気になりだすと使わなくなってしまいました。更新された新型もありますが意外にいい値段がするので見送ってました。
最近の規格のものはとても性能が良いので、何とか良いものはないかと物色していたころ、SHUREから、手持ちのSHURE製品をワイヤレス化するケーブルがあるとのこと。早速調べてみると、価格がなんと1万3000円。いやぁ、これだったらもう一台買えてしまいます。知らぬ間に僕の持っているSE215のBluetooth版もすでに出ていて、それは16000円です。いや、エイジングもして聴きやすくなった自分のイヤフォンをワイヤレスにする方が良い事は良いのですが、この価格では…。
と、あきらめかけた頃、さらなる検索をしてみると、何と2100円でパチモノのケーブルが売っている事に気付きました。
いくつか探してみて、バッテリーのもちや評判を加味して、3020円のケーブルを買ってみました。これなら1/4の価格です。バッテリーもちは8時間。バッテリー部分も兼ねているコントローラーが邪魔という投稿もありましたが、8時間にはかえられません。
そして届いたのがこれ。
なんの説明書もなく、どっちが右で、どっちが左なのかも分かりません。Amazonの写真見て決めました。コントローラーが左。おそらく正解でしょう。Bluetoothだけにケーブルは短く、見た目は4芯に編み込んであってなかなか凝ってます。
早速これを
こうして
装着。
ついでに古くなったイヤーピースを取り替えて出来上がり。
接続はコントローラーの真ん中のボタンを押すだけ。最初は反応しませんでしたが、USB刺したら、電源が入りました。本当かよ。
早速試聴!
いや全然問題ないです。
ちょっと音が硬いだろうか?3分で慣れました。
やはりコントローラーがじゃま。いいやつはバッテリー部分が別体で、コントローラーは軽かったりするのですが、このケーブルはコストの関係で一体型。で、8時間バッテリーを実現するためにこうなってしまうんでしょう。今後もっといい製品が出るかもしれません。
OGRE YOU ASSHOLE
近所のパブに、ロックが好きなバイトの女の子がいて、勝手に店の音楽を自分の好きな曲にして、鼻歌をよく歌っていたのですが、たまにいい曲があって、僕もいい曲があると
これいいね、誰?
なんて聞いて、ちまちまダウンロード曲を買ったりしていたのですが、ある日、まったくツボのバンドが流れていたのです。
ええっ、これ全曲いいね。なんて言うの?
オーガです。
オーガ?
オーガユーアスホール
オーガ…アスホー…。
下品な表現ではあるが、意訳すると、まったくお前ら最高だな。みたいな意味かと。
そこはさておき、バンドの雰囲気は昔好きだったUSインディーズです。シンズとか、モデストマウスとか。でも何だか妙にテンポが遅かったり、シンセが入っていたりして、面白いサウンドだなと。
ふじふじさーん、オーガのライブ行きたーい。
でもこの日もこの日もこの日もバイトだし、この日は別のライブだし。
いつ行けるんだ。
しかし齢50近くになって、女子大生からライブの誘いなんかうけると思ってなかったよ。まぁでも行けないんじゃしょうがない。
しばらくして、また店に行くと。
「オーガのライブ、XX日ならいけるかもしれないので、行きたい。でもイベントなので時間がわからない」
そんなのハコに問い合わせて仕舞えば良いのですが、ラインやSNS以外は別世界の今の子は、そんなことできないのです。
場所は恵比寿のリキッドルーム。何度も行ったことあるし、イベントの問い合わせなんか何度もしたことがあります。変わったことといえば、今時は問い合わせがメールだと言うことぐらい。
で、問い合わせてみると、オーガの出演は夜中のようでした。車で行くかなぁ。
「行ける〜。行きたい。」
要するに何だ。希望を伝えれば、いろいろ手配、やってくれるんでしょ?みたいな。
やりますともはい。
当日は楽しく他のイベントとかも体験したのですがそれはそれで、とにかく、満を辞して、オーガ登場。
そして一曲目。
え?何じゃこりゃぁ!
ズォーンズォーンいうギター。狂ったシンセ、そう、これは。この音は…。
伝説のドイツのプログレッシブロックバンド、「アシュラ・テンペル」に間違いない。
だが目の前にいるのはマニュエル・ゲッチングや、クラウス・シュルツェではなく、日本の若者。
いったいどうしてこんなことが…。
つづく。
その後の話
結局の所、どうなったかというと、お金は別の所から何とか戻ってきました。保証という奴です。貰えるまでの経緯はさまざまあるのですが、とりあえず結果は不幸中の幸いだったと言えましょう。
あいつ、どうしてるのかなぁ。連絡もなくなっちゃったし、保証会社から調査されてるので、破滅してたりするのでしょうか?
しかし、この一年は何だったのかと思いました。今は違う工務店さんとまた新しく建てる話をしています。軽いデジャブです。
なぜ、お風呂のかたちまで指定しなければならないのか?しかも2年で2回も。
今回の工務店に決める時には、沢山色々なことを指定しました。出来高払いだとか、契約金は全体の10%以内だとか、さまざまです。最初からこうすべきでした。そうすれば、紹介カウンターも変なところ出してきたりしなかったと思います。
夢の世界ですが、注文住宅ってとてもリスキーな買い物だって思いましたね。
ハウスメーカーの倒産
小さい家を作って引っ越そうと考えたのが、一年半ほど前。海が近くて、静かなところにしようって考えで。
半年検討して、土地とハウスメーカーを決めてローンを借りました。地元の小さなメーカーで、紹介もあったので決めました。
ちょっと多いなぁと思いましたが、慣例ということで、建築の前金も払い、いよいよスタートとなりました。
しかしここからが雲行きが怪しくなります。ハウスメーカーは打ち合わせにはいつも遅刻。忘れてたなんて日もありました。この人、ルーズだなぁ。とその時はそのぐらいに思っていました。
そんな中、ハウスメーカーから私の土地から他人の家の水道管が出てきたということを伝えられました。買う時に少し想定があったので、とりあえず見積もりをお願いしたところ、待てど暮らせど出てきません。
何度も何度もいつなのかメールしますが、理由をつけて出てきません。やっと業者を動かしたと思ったら、これから現調だと。この時点でなんと8ヶ月経過。それから2ヶ月間、何だかんだやって、ようやく水道管の工事の目処がつきました。結局やるって言っておきながら、ハウスメーカーは、やり方を何も知らなかったことがわかりました。
しかし苦しみはこの後にやってきました。
やっとかよ…と思ったその週に、銀行から電話がありました。
ハウスメーカーと連絡が取れない。
ここ数ヶ月居留守を使われている。自宅に手紙を出しているし、訪れもしたのだが、出てくれない。
頭の中が真っ白になりました。
こりや
と、う、さ、んだ。
すかさず紹介会社に連絡。現状を話すと、相手もショックを受けたようで、言葉が上ずっています。何とか相談して協力できないかかんがえるとのこと。期待できない…。
銀行に行くと、まるで捨てられた子犬のような目をしたローン担当が、どうしましょう、どうしましょうと言ってきます。しかも勝手に保証会社を動かしてしまい、ローンも危機に。
あっという間に二重苦です。
ちょっといい感じの生活をしようと考えただけなのに。何でこんなことに…。
カセット伝道師
今使っている、メインのウォークマンです。
ソニーのWM-EQ7。当時ものです。製品名はウォークマン・ビーンズ。オートリバースで、ドルビーはありません。比較的大きいですが、メカはソニーそのもの。しっかり日本製です。スイッチが少ないので、案外丈夫です。
ベルトは千石電商の0.8ミリ、直径55ミリを使ってます。
このウォークマンのいいところは修理が容易であることと、電池2本なので動作が安定しており、電池持ちが良いところです。電池はもちろんパナソニックのエネループです。
これにあわせるイヤホンとしては、10年以上使っている、KOSSのポータプロ、またはB&WのP5です。ポータプロはもともと持っていましたが、P5は様々なヘッドフォンを聴き比べて、ウォークマンの音にマッチすると思いました。
B&WのP5はまさに現代の音がするヘッドフォンですが、中域の厚みがあり、カセットに適していると思います。このヘッドフォンはオカルトチューニングが流行ってますね。中古は比較的安いです。私も中古で買いました。
カセットデッキはA&DのGX Z7000を使っています。1985年当時、中堅どころのマシンで、手に入れたくてもなかなか手が伸びなかった価格帯のものです。ヤフオクで完動品を安く手に入れました。
A&Dのデッキ、Z7000
クォーツロックではありませんが十分正確です。アカイのデッキはコスパが良くて、スタイリッシュなので人気がありました。グリースが固着してるケースが多いようですので、整備品を買うことをオススメします。
ちゃんとした機材で録音したカセットをウォークマンで聞くと、まさに目の覚めるような音で、人に聴かせると
「ええっ、これカセットなの?」
と言われます。 特に高音のマイルドさ、中低音のしっかりしたサウンドはアナログならではと言えるでしょう。
残念ながらみんなに聴かせる機会は圧倒的に飲み会が多く。そんなにディープに体験されることはないのですが、1時間聞いてごらんなさい、デジタルなんて聴けなくなります。
しかし、カセット、密かに人気らしく、ちょっと簡単には手に入らなくなりつつあります。
家に眠ってるのがあればご相談をw
涙の流れるがまま
今年も行ってまいりました。ボカロコンサート、マジカルミライ。
早めに行って企画展などみつつ
絶対企画展にはないドールも見て
望みました。
いやぁ、泣いた泣いた。比較的新しい曲が多いマジカルミライですが、今年はミク誕生10周年というのもあり、古い曲も多く、古い曲がかかるたびに号泣です。
初音ミクのコンサートは、前方に行けば行くほど、ミク応援団が多くいて、リズムに合わせてペンライトを振り
「ヘイ、ヘイ、ヘイ」
と盛り上がってるのですが、たまに歌詞とか、フレーズも出します。
「メルト」では、最初のラーララーラーで大合唱するのですが、私は例のごとく、涙でできないわけです。二度目の体験では絶対みんなと合唱しようと思ってたのに、ダメでした。
しかし応援団の皆さんは力一杯合唱です。
何あの皆様の精神力。よくできるな!
私には無理です。絶対無理です。
メルトやハジメテノオトで泣かずに合唱するなんて。ですので、もう人それぞれの楽しみ方があるということにしました。
BANG AND OLUFSEN A2
Bluetoothスピーカー、好きでよく使うんですが、数年前にB&OのA2を蔦屋家電で試聴した時に驚いたんです。
「なにこれ、普通にいい音のステレオでは?」
それからずっと憧れていたんですが、この度ようやく手に入れました。
当時の印象はそのままに、閉店時間ギリギリに40代後半と思われる落ち着いた感じの女性店員と二子玉川の蔦屋家電内にあるB&Oのショップで話しながら試聴しました。
最初は丸くて小型のA1。次にA2を試しました。
店員さん曰く
「圧倒的です」
A1もあのサイズにしては信じられないぐらい音が良く、一瞬傾きかけましたが、ベースの迫力と高音の煌びやかさはA2が素晴らしく、色も好みのものがあるとのことで決めました。
この、俺の思っているBluetoothスピーカーと違う…。と言う音。なぜなのでしょうか?
よく考えてみたら、B&Oは70年代からずっとパワードスピーカーでした。言って仕舞えば、ミニマムなこのメーカーがBluetoothスピーカーを出すのは当然な流れだったのかもしれません。
とにかく、この素晴らしい次世代スピーカーに暫くハマりそうです。