ビートルズのモノーラル盤

友人がタワレコで、バーゲンしてたのをガサッと10枚買ったというので、それではと、AKAIのデッキを持ち込んで録音に勤しみました。

ヤツはモノーラル針も持ってるし、なかなかいい装置を持っています。

しかし、その装置が問題。リスニングオーディオ、AURAのインテグレートアンプには、line-outが無いのです。

フォノイコが必要?別に?

絶望しかけたのですが、Headphone Outが使えるじゃんって事で、苦肉の策で、それを採用しました。

ファーストアルバムから次々と録音していきます。しかし、一つのアルバムから選べるのはわずか2曲。60分テープですから。

今回使ったのテープは'90年代のmaxell UD1のデットストック。AKAIのデッキは同テープをバイアスチェックに使ってるので丁度いいです。

断腸の思いで、2曲を選ぶのですが、ジョンの曲ばかり選ぶと指摘されます。仕方ないっすよね。好きなんだから。

ウォークマンで聴くと、なかなか雰囲気あります。モノーラルのビートルズなんて、そういやウォークマンで初めて聴くことに気づきました。


オークションのレトロオーディオを見て

酷い出品が目立ちますね。個人の方でも。

曰く

通電確認をしました。他は確認していません、ジャンクです。

動作品ですが、中古ですのでノークレームノーリターンでお願いします。

通電まで確認したのなら接続して鳴らせばいいのに。鳴らないんですよね、きっと。動かないんですよね?おそらく。

当方、オーディオには詳しくなく…。いや、単に怠惰なだけにしか読み取れません。

でもそれを正直に

面倒なのでコンセント差し込みしかしてません。

とは書けないわけです。

また、動作品と言っておきながら、ノークレームノーリターンと言うのも変です。動作を期待してるのに、まるで動かないもののように言うとはどういうことなのでしょう。

いずれも売りたい、お金がほしい。ただ、関り合いは御免被る。というわけです。

でも、そうではないと思うのです。故障品を修理可能な人なんて、一握りです。中古品や故障品の場合、状態確認が必須で、それがない品は買いません。

例えばカセットデッキなんて、もの好きがかうのですが、その中で修繕好きな人はさらにもの好きで、そういう人は装置設計や実装方法の価値を見ています。つまり、そういうことをしている素性のあるブランドや、メーカー、プロダクトが限られていると見るのが普通です。そこに、なんの情報もなくただポンと置くなんてナンセンスです。

人と関わりたくないってのも、また特徴的ですね。最近はおもに中年の方に多いのですが、人間不信ですよね。人と関わることができず、サービスだけしてほしいと言う欲求。誰しも少なからずはあるのですが…。

お店や、商品には興味あるけど、オヤジ、おかみさんには興味ない。かと言ってユニクロのような量産型がお嫌いと言う。面倒な人です。要するに、関わりを拒否している分だけ、かえって難しいことになっている事に気付かれていないのです。

私もオークション出品はやってますが、返品は基本的に可能にします。オススメを売ってますので。動かなかったら返してもらいます。

ただ、とてつもない頻度でやっている方は、また別の考えをお持ちだと思います。


カセットデッキの更新

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カセットデッキを更新しました。1987年製の赤井電機、GX7000。
 
この頃の赤井は三菱と提携して、A&Dブランドとして売ってました。ロゴ、デカくてカッコ悪いかなぁ。
 
なかなか減らないSuper GXの3ヘッド、クローズドデュアルキャプスタン、ダイレクトドライブ録再モーターを含む3モーター。ドルビーB、C対応の高音質モデルです。オークションで調整品を9500円。ちょっと奮発しましたが、使っていたDENONの消去ヘッドが故障していたので、やむなく。相場では18000円ぐらいなので、落札価格としては満足いく内容です。
 
オートイジェクト、前の曲まで戻してくれる録音キャンセラー、オートモニターセレクト、巻き戻し自動再生など、バブリーなギミックも結構あります。
 
順風満帆とは行かず、早送りが渋いです。ベルトが緩んでるのでしょうか。
 
音はかっちりしてますね。今までのDENONが比較的ウォームな音だったので対照的です。mol値が少なめのような。HX PROがあるなしの違いでしょうか?
 
録音、再生してみるとレッド・ツェッペリンのボンゾのドラムが結構硬い感じです。Since I've been loving you の冒頭なんかとってもいいです。1987年当時って、確か、こういう硬質な音が好まれていたような気がします。KENWOODとか。しかし、ワウフラのない、とても安定感のある再生音で、不安になりません。
 
ドンシャリなんて表現は当時はなかったのですが、まぁ、いわばそういうドンシャリの音です。ノーマルテープで、NRをオフにすれば、大抵そうなんですけどw。
 
このデッキにはアキュフェーズのアンプなんか合うんじゃないでしょうか。僕だったらDENONと合わせて少しウォーム路線にするか、山水なんかもいいですね。707Fエクストラとか最高じゃないですかね。
 
今繋いでる、NU FORCEのアンプでも、とても太くて長らく聞いたこととないような音が出ます。満足満足。
 
山水といえばチューンしたプリメインアンプとか少し興味ありますね。

ガンダムユニコーン

馴染みのバーでよく話す。若いヤツとガンダムの話を良くします。

 

「ふじふじさん、ユニコーンですよ」

 

と言われる。

 

僕のガンダムと言えばZZまで。ジュドー・アーシタまで。でも好きなのはカミーユの出るΖまで。フォウが好き。でも逆襲のシャアは見ました。

 

シャアに説教するアムロ。もうちょっとベルトーチカのことを考えてあげても良かったんだと思うけど、しょうがないです。シャアとアムロじゃ。

 

と思って30年w

 

ユニコーンの主人公、バナージの優しさを貫く姿勢。リディのわかった女風の可愛さ。理屈は正しい、赤い彗星の思念。ファーストガンダムの持つ、70年代のめんどくささみたいなものが全部ないのです。

 

「き、気持ちいい・・・気持ちいいところだけある・・・」

 

 CGでできたモビルスーツの変形や戦闘の正確さも相まって。

 

デジタル時代だ〜。価値の多様化を認められる時代だねぇ。って強烈に思いました。

ハイレゾ

圧縮しないゾクゾク!みたいにソニーが宣伝していますが、散々圧縮音源作ってきたあなたが言いますかw。

私はもう、オヤジなので、おそらく若い人ほどワクワクしません。20000hzなんて音、聞こえないのです。きっと。ただ、音のクリアーさ、解像度はよくわかります。個人的にオヤジにとって、音の良さってのは、解像度、情報量ってことになるのではないか?って思っています。

だから何となく、最終ファイルフォーマットがハイビットであるよりも、マスタリングの方を重視したりします。

しかし、良さってのは人それぞれなので、性能が良いということでよく感じるというのもわからないでもないのです。大事です。そういうのも。

にしてもですね。ハイレゾは資源使いすぎですね。一曲2ギガとか平気で食います。しかも対応装置も高価。私の家のアンプも、ハイビットレート対応してますけど、何度ブラインドテストしても16ビットの音と同じです。

私はメインはMP3です。これだって、悪い悪い言われますけど、128Kbps はわかります。320kbpsになるともはや私にはわかりません。エンコーダ品質も低いビットレートだと性能差は明らかなんですけど、16ビット320Kbpsともなるとあまり違いがわかりません。

ネットラジオやっていた時は、録音を56kbpsや、16kbpsにしなければならず、iTunesだとフランジングしてしまって全く音にならなかったため、LAMEを使ってましたが。

そう考えると私にとって良し悪しってのは使い物になるかならないかってぐらいのアバウトさなのでしょう。それが私という人間だということなんです。

ハイレゾは私にとってはオーバークォリティ。何せオヤジ耳には判別不能。違いがわかる装置なんてのもあるのでしょうか。何方かと言えばアナログ回路の個性じゃないだろうかって思います。ディジタルのソースってそんなに違うかね〜。って思ってしまいます。

ウォークマンウォークマン言ってる腐れ耳だって話もありますけどね。昔はレンジ幅の狭さだって、ある程度許容していたし、70dbもあれば高ダイナミックレンジって感じでしたね。要するに体験するのは人間であって、わりと人間って真っ当なものには調整幅があると思うのです。

テープだって、人間の耳にノイズが判別できるのは、小さい音の時だけ。圧縮音源はそれと同じ原理だったはずなんですよね。私それは間違ってないと思ってます。

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サブウォークマンの修理

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先日買いました。

DD9のバックアップ。つまり故障した場合の代替機として、1000円で落札したWM-600。通称「未来派ウォークマン」。汎用イヤフォンが使える機種です。

特徴として、この機種からカセットのA面B面を区別します。つまり、早送りは早送り、巻き戻しは巻き戻しで、躊躇しなくていいです。その他、EXアモルファスヘッド、オートリバース、DBB(メガベース)、メタル対応。ドルビーBとほぼフルスペです。

届いた時は、電源は入るものの、動かず。幸いピンチローラーの劣化などは見当たりませんでした。

裏蓋を開けてみると、見事に溶解したベルトが…。ゴムはタール状になっており、フライホイールにもべったり付いていたのを、アルコールで除去。

新しいベルトに交換です。0.95ミリ径の直径65ミリ。

テープスピードがかなりおかしく回転が相当早かったので可変抵抗を調整。

するとワウフラッターが激しく出たので、接点復活剤を塗布。スピードの可変抵抗を何回か回すと、ほぼ復活。これはレコードプレーヤーの回転ムラで先日修理した内容と同様でした。

ほぼ、許せるレベルになりました。とてもいい音です。

1989年のソニーの技術、高度ではないけれど、プロダクトとしての良さはバッチリです。

ワイヤレストランスミッター

ウォークマンに繋げてますが、テレビにも繋がります。価格は2000円ちょっとです。TaotronicsのBluetoothトランスミッター。ケーブルが選べる、Bluetooth4.0のタイプ。評判も良く、音も良さそうなので買ってみました。正解です。最近のBluetooth規格、LE(ローエナジー)ですかね。バッテリが小さいせいか、非常に軽いです。
 

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トランスミッターって昔からありますけど、昔は今ほどBluetoothイヤホンとかなかったですね。今これを低価格で、投入してきた販社は偉いと思います。包装も良くて、質感もなかなかです。ベルキンとか、乾電池式で6000円ぐらいしましたよね確か。
 
本体は3×4センチ、厚さ6ミリぐらいで非常に小型。2時間の充電で連続5時間の使用が可能だそうです。USB給電中でも通信する事ができるので、テレビに挿しっぱなしとか、そういう技もできるみたいです。ペアリングコードは「0000」「1234」「1111」「8888」の4種類あるみたいなので、認証が必要なものでも大抵大丈夫でしょう。
 
ペアリングは取説に書いてありますが、なんだか怪しい日本語です。電源ボタンを6秒間押し続けるとペアリングモードになるみたいです。
 
電源が落ちるとペアリングが解除されるみたいなのでTVなどに使う場合は給電しっぱなしの方がいいと思います。
 
しかし、カセットデッキとか、古いCDコンポとかもBluetooth対応になるので、なんだか笑っちゃいます。
 
オススメです。
 
同社は格安のBluetoothイヤホンやら、防滴スピーカーやらも出しています。いずれも2000円ぐらいなので、ちょっと興味がありますね。